序章

GURPS-ESについて

テーブルトークRPGとは

テーブルトークRPGとは、簡単に言えば、青年のための「ごっこ遊び」です。プレイヤーが戦士や魔術師といった冒険家になりきって、主催者の描く世界観の中で、冒険の旅をするのです。

テーブルトークRPGは2人~6人で遊ぶのがふさわしいと言われています。最低でも、世界観を伝えるゲームの管理人「ゲームマスター」と、冒険家を演じるプレイヤーが数人必要です。プレイヤーの演じる冒険家は、「プレイヤーキャラクター」と呼びます。

以下、ゲームマスターはGM、プレイヤーキャラクターはPCと呼びますが、PCは単に人物、誰かと書く場合もあります。

GURPS(ガープス)とは

ガープス(GURPS)とは、「包括的で凡庸的なロールプレイングシステム」と訳されます。実際にその命題をクリアするため、現行ルールは魅力的でありながらも、かなり煩雑です。

そこで、本ルールはGURPS-ES(Easy=簡単)として作成しました。主な改善点は以下の通りです。

  • 100CPでのキャラクター作成を、10CPで行えるようにした。
  • 能力値を独自の7つ、ST(腕力)、DX(器用さ)、AG(素早さ)、VT(活力)、IN(知力)、WL(意志力)、CM(魅力)に代えた。
  • 攻撃に用いる技能は、武器ならST(腕力)かDX(器用さ)、格闘ならAG(素早さ)が司る。防御に用いる技能は、AG(素早さ)が司る。
  • HP(耐久点)に関しては気絶、生死の判定がシンプルになった。キャラクターは死にやすいかもしれないが、降伏や逃走に導かれる。
  • 技能の総数を減らし、技能無し値は、能力値-2とした。技能が無くても、何とかなる場合も多い。
  • 特徴は精神的なもののみとし、全て1/2CPの獲得。身体的・社会的な特徴は上級ルールで定められる。
  • 能動防御の概念を簡易化した。D-EV(よけ)が、現行ルールの移動力で、人物の身のこなしを示す。
  • 武器はそれぞれ短所、長所があり、打撃武器、両手武器や射撃武器が、現行ルールよりも強い。
  • 射撃武器の扱い方を変えた。現行ルールよりも素早い射撃が行える。
  • 全力攻撃のリスクを変えた。現行ルールよりも全力攻撃を行い易い。
  • 上級ルールと初級ルールを分けて、RPG初心者が馴染み易い工夫をした。上級ルールはかなり独特。
  • コンピュータRPGのゲーマーが馴染みやすいよう、魔法は某有名RPGシリーズより抜擢(すみません)。
作者について

作者は、テーブルトークRPGをやったことがありません。でも、ゲームを作ることは、子供の頃からの密かな夢でした。

作者が惹かれるテーブルトークRPGの魅力は、ダイスの力を借りるだけで、全てを想像力で解決していくことです。素晴らしい可能性を秘めている遊びなんだな、と思っています。想像の力は無限大ですからね。