術法

術法

術法

GURPS-EZの冒険の舞台となる世界には、いわゆる「魔法」といった概念は存在しません。あるのは火や水など、自然界の力を少しだけ操作する「術」のみになります。

万物には不可視な霊魂(のようなもの)が宿っていると考えられ、それに一定の指向性を与え、何か具体的な現象(術)を引き起こす技術を、「術法」と呼んでいます。

術の修得

術法の道は、哲学と信仰の道でもあります。術法を扱う者は、自然を畏怖し、常に己を高めることを意識しなければなりません。

術法は全部で6系統あり、1つの系統を1つの技能として扱います。

それぞれ技能値が10を上回るたびに、ルールで定められた術のうち、新しい術をどれか1つ、好きなのを選んで修得できます。ただし、「上位術」は「下位術」を全て修得しなければ修得できません。上位術の中でも「最上位術」があり、これは他の上位術を全て修得してから、最後に修得できます(※)。

(※次節の効果一覧表の上記4つが「下位術」、下記4つが「上位術」、最後に記されている術が「最上位術」です。)

技能を有していれば、PCは思い付く限り、その術法の系統が司る事象に、何か一定の指向性を与えることができます。例えば、炎を司る術法なら、炎を起こすとか、獣を司る術法なら、獣をなだめる、といった具合です。しかし大概のことは、ほとんど冒険の役に立つほど大きな効果はもたらしません。基本的には、ルールで定められた術を使うようにしてください。

術の行使

術は1~3ターンの集中の後、技能判定に成功すれば、発動させることができます。

MPのような概念はありませんが、呪文の言葉と共に、利き手で印を切る必要があります。上位術では両手が必要です。棒状の物ならば持っていても、印を切る妨げになりません。

射撃とある術は、術の発動後、射撃の解決のように、対象が「止め」-2か「よけ」で回避判定を行います。

範囲攻撃とある術は、術の発動後、複数の対象が「止め」-2か「よけ」で回避判定を行います。

意志抵抗とある術は、術の発動後、普通、下位術なら-2、上位術なら-4の修正で相手が意志判定か「瞑想」判定を行い、成功すれば術は発動しないか、ダメージが半減します(端数切り上げ)。

HP(耐久点)を回復する術は、回復量だけ衝撃の効果を緩和させ、衝撃を最大HPの半分未満に緩和させた場合、朦朧状態も回復します。